今回もミキシング関連の知識を雑多にまとめます。
イコライザーとコンプ処理、サイドチェインなどについて復習と補足
総合的に考慮するとサイドチェインが使えるコンプがやはり重要となります。ボーカル処理には、必要に応じてコンプがかけられる音域を設定できるサイドチェイン機能が役立ちます。サイドチェインは数値以下の周波数の音をコンプ発動のトリガーにしない設定もできます。
また、どのコンプが一番ベストなのかは、どの食事メニューが一番良いのかを決めるのと同じぐらい、不可能なことです。どのコンプにも味があり、それを通すことによって出来る倍音も違います。なお、Bx optプラグインはどの周波数でもサイドチェインを設定できます。
・コンプをかける際は、VUメーターを参照しながら(pspvuメーターの設定でholdにして)、コンプをかける前と後で音量に差が出ないようにしましょう。
・コンプをかけると圧縮する量(GR=ゲインリダクション)が増えて音量が減るので、減った部分をmakeupやoutputであげていきます(音量を戻していく。)
サイドチェインとそうでないコンプとの音の差を実感していきましょう。サイドチェインをかけた方が自然な仕上がりになります。サイドチェインが無いコンプは、やはりコンプをかけたな〜という感じが出ます。
ハードロックなどはコンプをかけた音がかっこよいとされるので、コンプも目的の楽曲、仕上がりに応じて使い分けていきます。
ちなみにCubase付属のコンプにはサイドチェイン付きのコンプは付属していないようです。
リンク集
・https://www.izotope.com/en/products/master-and-deliver/ozone/ozone-advanced.html
オゾン8についてのリンク。advanceはそれぞれ別々に扱えるので、advanceがおすすめ。Sale情報をチェックして可能な限り安く買えるように。
・https://ameblo.jp/pierottlunaire/entry-12341454429.html?frm_src=thumb_module
サイドチェインについてのブログ記事
・https://ameblo.jp/pierottlunaire/entry-12316846247.html
VUメーターで音量調整のブログ記事
・https://www.plugin-alliance.com/en/products/vertigo_vsc-2.html
Vertigo vsc-2 サイドチェイン付きコンプレッサー。