4度堆積とは 4th Interval Build

音を4度の間隔ごとに積み重ねた4th Interval Build(フォースインターバルビルド)についてまとめました。

4th Interval Buildとは

フォースインターバルビルドとはその名前の通り、完全4度、増4度の間隔で音を積み上げて作られたコードのことです。完全4度と増4度を組み合わせたパターンもあります。3和音、4和音、5和音にすることも可能です。

4度音程の響きが4th Interval Buildの特徴になります。3和音の場合は転回すると4度音程が1つしかなくなるため、転回する場合は4和音以上の時にします。

4th Interval Buildとコードスケール(モード)

スケール内の音で組み立てられるのなら、どのコードスケールでも使えます。もちろん4和音、5和音と音数が増えていくと使えるスケールは限られてきます。

歌もの系の楽曲ではメロディの核となる音を含むコードを使います。核となる音とは、強拍部分のメロディ音やコード内で長い時間(多くの箇所で)使われる音です。この核となる音を含んだ形で4th Interval Buildを構築します。

メロディやスケールの都合で3度と4度音程を組み合わせた4th Interval Buildも存在します。

メロディをコード構成音の一部として使う場合は4th Interval Buildのトップ音とメロディ音が4度関係になるように構築します。歌うのが難しいインスト系の楽曲向けの方法です。