キーボードバッキング(伴奏)とボイシング

キーボードとピアノでコードを演奏(伴奏)するときにどのように音を鳴らすか、どのようにオクターブの配置に音を収めるかをボイシングといいます。今回はキーボードのバッキング(backing、伴奏)について見ていきます。

ピアノのコードバッキングに適した音域

中央ドから3オクターブ上のドまで。図は後ほど用意します。

より良い響きの為のボイシング

・ベースがルートを表しているのでルートが省略されても問題無い。
・低音でしっかりとルートが響いていれば倍音の中に5thが含まれるので5thも省略できる。
・各コードで意図的に用いる場合を除き、半音ぶつかりは避ける。
・各コード間でなるべく音域が上下しないようにする。
・各コード間で音の数の変化を少なくする。音数を揃える。

テンションリゾルブを活用する

同じボイシングを連続するのも安定はしますが、ボイシングの動きを利用してテンション音を取り入れることでより面白い構成ができます。その際アボイド音は使わないようにします。

テンションは最も近いコードトーンに向かって動きます(解決という)。テンションリゾルブは規則性を持たせ、あまりうるさく目立たないように取り入れるのがポイントです。

ピアノは鍵盤というメカニズム上打楽器であり、減衰音を発します。細かい和音連打や長い音の響きも得意としています。減衰音は最初に発する音が徐々に小さくなって、たくさん入れても圧迫感は少ないのが利点ですが、長い音を出し続けたい時(白玉系の符割り)は無理をせず早めに切り替えて休符にするなど調性をします。